chiku chiku

袈裟仕立てのことを中心に書く日々のこと。

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マダガスカル展。

網代編。


今日はオンドルを調べる為に、民族博物館へ出張。
せっかくなので、マダガスカル展も観ることに。

マダガスカルがどこにあるか?も知らなかったけれど、オンドル調査よりずっと興味深かった。
もう閉館時間が迫って来ているにも拘らず、どうぞ!と、快くスタッフの方が教えて下さった。
編むのは楽しく、手が覚えるともっと編んでたくなってしまった。

マダガスカルと日本は遠く離れているけれど、こういった編み物や、建築方法、子どもたちの遊びや道具、日本のそれととてもよく似ていた。

日本では笹葺きの屋根があるけれど、竹は見たことがない。(私が知らないだけで、ありそうだけど。)
竹で巧く、屋根が出来てた。
家を建てるとしたら、屋根がポイントだと思うけど、このやり方ならば、素人でも出来るかも?しれない。
スケッチする時間がなかったけれど、再現出来るかな。

いつも民博では時間が足りない。
今日も閉館のお知らせを聞いて、最後の客だった。

至るところにほどこされていた幾何学文様が印象的。
網代編みにしてもそうだけど、見てると編みたくなるし、幾何学文様を見ると、彫りたくなる。
私のルーツはどこでしょう?




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光。

朝のお日さまのひかり。


ちょっと久しぶりのこの場所で、太陽直視。
一瞬にしてリセットしてもらえる感じがする。
強くきれいなエネルギー。

2月の最後の日に、不思議なふしぎな出会いがあって、ずっとそのままにしてあった貧血の治療をしてもらえることになりました。

その治療効果を見るために、血液検査を先日済ませた。
今日はその結果を病院に聞きに行き、夕方からその結果を持って治療家のところへ。

なんとなく自分の感覚としては、貧血は随分とよくなってるのではないか?と思ってたんだけど。
入院した時のことを思えば確かによくはなっていたけれど、その結果は予想が外れてちっともよくなかった。

私の貧血はただの(と片付けてはだめだけど)鉄欠乏性貧血。
血を作る機能も弱いかもしれないし、そこに何らかの問題があるかもしれないけれど、
単純に、鉄が少ない!
とにかく鉄を補給することをしなくては。

そもそも、血はどこで作られるか?ってところから考えると…そこからして違うので、
かなり呆れられながら強引に退院した時から、病院に行ってなかった。
自分の中では別の原因があって、自分でこの状況(肉体)を作ってると思っていた(る)から
その原因をかたづけてゆけば、自ずと貧血も改善されてゆくと思っていた。

でもまぁ、手強い。

そんな私に。
光が射した。

そんな感じ。

だから、もう貧血は治る。
治ったら、山に行きたい。
うん、山へ行こう。















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本日の納品。

大七条。


生地は本麻。
すいすいと縫える。
これはかなり高価な麻だと思う。
ごわごわしてて、扱いが難しい。
よほど気をつけていないと皺がついてしまうし、なかなか扱いにくい。
でも、すいすいと縫える。

目の前のモノでも人でも、起こっていることでも…
とにかく観察する!ということは、小さな時からの癖かもしれない。

私は3月生まれで、同じ学年の中にいるといちばん小さくていつもいちばん前。
田舎の小さな保育園と学校に通ってたけど、アイウエオ順の名簿ではずーっと最後。
だから、いちばん前かいちばん後ろというポジションにずっと居たわけで。

朝礼なんかの前に倣え!の時はいちばん前にいても、何かやるとなると大きい子順だったし、
予防接種なんかは名簿でいちばん最後。
とにかく人がやってることや反応を観察してた。

待ってる時間はすごく長く感じられて、いつも最後っていうのが、「いやだなー」って何度も思ってたけれど、あの長い時間は、案外集中していたのかも?

昔やってた仕事は、とにかく人を観察するところから始まったし、
今のこの仕事は、生地をよく知り生地の特性に合わせて仕立てる。

それで、どうしたら負担が小さく関わり和えるか?ってところから、よりよい関係…
人となら、心地よいように、
生地なら、きれいに仕上がるように、
って考えてるわけだから。

観察。
相手を知るってことはとても大切。

小さな頃のあの時間は、本当に長く感じられたけれど、今の私につながってる。
予防接種をさっと終わらせて、緊張感もすぐに手放し、やりたいことをやってる同級生が羨ましかったけれど、私は貴重な時間をもらっていたんだな。

自分のことを知ってるということが前提だけど、
相手(人でもモノでも)を知ることを大切にすると、お互いに負担が小さくなる。

このごわごわの本麻さんも、どんなタイプかがわかれば、す~いすい♪






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春の味。

色んな菜の花。


大家さんの畑。
大根、かぶら、水菜、青梗菜…
色んな菜の花が咲き始めてます。

とってもやわらかいから、そのままサラダにして。
さっと湯がいて芥子和え。
さっと炒めてぺペロンチーノに。

おいしい季節。
春の命をいただきます。





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思い出あふれる・未来はふくらむ・69人の晴れ舞台。

卒業を祝う会。


毎年は、寒い寒い卒業を祝う会なのですが、昨日はぽかぽか陽気でした。
午前中は、子どもたちからのお祝いのイベントがあって、お昼は外でお弁当。
午後から始まりました。

保育園卒園のちいさな人から、高校生の人まで、卒業生69人がステージに座ります。
そしてひとりずつ卒業証書と本人希望のプレゼントをもらって、挨拶…というより、自分の思いを伝えます。
自分のやり方、自分のことばで。

きのくにの保護者はいつ行っても構わないのですが、私は何もなければイベントのある時、年に5回しか行きません。
公立の学校などは卒業生の親しか卒業式には出席しないですが、きのくにでは卒業生の親に限らず、多くの父兄が参加します。
先輩の卒業生たちも、たくさん駆けつけます。

息子が入学してから7回目の卒業を祝う会。
きの中一期生の人のお祝いのことばが印象的でした。
この彼は、家業のせんべい屋を継がれています。
毎年運動会の時に、子どもたち、大人(スタッフ)、そして親にも(すごい量です!)自分で焼いたおせんべいをプレゼントしてくれます。

普段は、おせんべいは枠に生地を流し込み焼かれるそうですが、プレゼントして下さるおせんべいは、きのくにせんべい!枠なしせんべいです。
きのくにのように枠がなく、自由にのびのび!焼かれたおせんべいです。

彼は、「自分が卒業の時にたくさんの人に、みんなキラキラ輝いてるね、と言ってもらったけれど、その時は意味がわからなかった。でも今日ここで卒業生のみんなを見てるとその意味がよくわかります。ほんとに皆さんキラキラしてますね。」と、話を始められた。

本当にそうなのです。
顔、目を見ていたら、どれだけ楽しく充実した毎日を、子どもたちが送っているのかが解ります。

午前中のお祝いイベントの中で、2012年のフォトムービーを見せてもらったのですが、
それを観ていると、じんわりぐーっと、感動がこみ上げてきました。
感動という言葉は、どこでもよく耳にしますが、実際に感動する!ということは、日頃なかなかないと思います。

私は暗いホールの中で、子どもも大人もきゅうきゅうに詰め合って座ってる中で、その感動に浸っていました。
ここの子どもたちに会ってみないと!
体験してみないと!わからないことです。

いつきのくにに行っても楽しい時間を過ごしてますが、昨日はなんだか特別でした。
息子と私が選んで来たこと、いっぱい泣いて、悩んで、意見をぶつけあってやって来たことは、ちゃんとこうして今日に繋がってる!
親や姉や息子の父親や、周りの人に助けてもらって、なんとかこうして続けて来れて、本当によかった。

フォトムービーを観ていると、「ほらね、ほらね」って、こんなに楽しいんだよ!
こんなに夢中になってやってるんだよ!って、生きてることのよろこびが、伝わって来ました。

「あぁ~、よかった。」

心の底から思いました。
キラキラのエネルギーをいっぱいもらいました。

6時半に家を出て、帰宅は10時過ぎ。
走行距離、223キロ。
長い長い、幸せな1日でした。









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今日は針をのこぎりに持ち替えて。

ギャラリー佐司馬。


階段の手摺りの依頼。

ギャラリーなので、いろいろ搬入物を運ぶため、いかに邪魔にならない手摺りを付けるか?
且つ、センスよく。

階段の幅が狭いため、とにかく埋め込む形で…と、壁を切り抜きました。
位置を決めて、のこぎりでギコギコ。
板ではなく、石膏ボードでしたが。

一箇所、木ではなくコンクリートの構造体が出てきました。
もちろん!切り抜く前に叩いて、柱の位置など確認しつつ…作業を進めたのですが、コンクリートが出てくるとは!
オーナーさんも驚かれていましたが。

さぁ!
コンクリートの部分をどう扱うか?
遊び心も忘れず、おもしろい手摺りを作りましょう!

来週に持ち越しです。


こちらは組紐。


佐司馬さん内、一坪ギャラリーで伝統工芸氏の方が出展されてました。
作業終了後に、仕組みとやり方を教えてもらって少しさせてもらいました。

大事なのは、撚り。

だけど、そこまでは勉強できず。
とにかくやり方だけを教えてもらって、二種類の柄のやり方をマスター。

単純作業に没頭するタイプなので、楽しい作業♪サクッと3寸ほどできました。

曹洞宗の袈裟には組紐を使いますが、それは法衣店の方が用意して下さるのを取り付けるだけ。
こうやって、手作業で作られてるものなのでしょう。

職人さんとの横の繋がりを私は持ってないので、こんな風に直接お会いしてやり方を教えもらえるのはとても嬉しいことです。

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がんばれニコニコ!

ニコニコの85番。


今、縫ってる袈裟の糸。

いつもは都羽根の糸を愛用してるのだけれど、今回のこの生地。
ありそうでない色。

都羽根の糸の見本帳。

こんなにいっぱいあるのに(コレはかなり古いから、今はもう少し増えてる)、ぴったりの糸がなくて…。
こんな時に頼りになるのがニコニコ。

でも、微妙にニコニコの糸は撚りが、都羽根とは違う。
そして、糸が巻いてあるこのカードの強度も違う。
そしてそして、巻く時の張りが(多分)違う。

縫う時は、ペンペンと糸を弾いてから使うのだけど。
見ての通り(下の写真では左側がニコニコの糸)カードは折れてくるし、糸はくしゃくしゃ~ってなるのだ。
都羽根は最後まで、カードが折れたりしないし、糸もきれいにクルクル。

こ~ゆ~ところが…。
う~ん。
ニコニコさん、がんばって!

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にんじんさん。

ごめんなさい。


野菜は生で食べるのが美味しいと思うけれど(と言うか、生で食べて好きになった野菜はいろいろあるけど…菊菜や小松菜とか。)、最近あったかくなったかと思えば急に寒くなって、からだが冷えるので、中からあっためようと、根菜の豆乳スープを作った。

でも。
この にんじん。
べじべじの野菜。
(べじべじというのは、ヘルプと言う自然食品店の個配システム。)
無農薬の元気な畑の、元気なにんじん。

その辺のスーパーで売ってるようなにんじんは、にんじんの味があまりしないから食べられるんだけど。

ぐひ。
食べられない…

もしかして?と予測してたので、小さめのを少しだけよそったけど、1個食べてもう無理だった。
遺伝的ににんじん嫌いなので、仕方ない。

日曜に帰ってくる息子に、にんじんスープとして全部食べてもらおう。
うん。
そうしよう。


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特注品。

ホック付き。


ここは一番修理の多いところ。
丸いしもくと、T字のしもくがボタン代わり。
ここに一番力がかかるのだ。
なので、ここのお寺さんは補強の為に希望されたのでしょう。

袈裟は、基本的なサイズがありますが、
天地を1寸5分長くとか、
疋は2寸大きくとか、
手通しを付けてとか、
臨機応変にご要望にお応えします。

考えてみれば、袈裟は基本的にオーダーメイドでした。

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黄木蘭と黄木蘭。

格子絽と羅。


両方とも真言宗の如法衣に仕立てる。

目が覚めるような色彩。
目がチカチカしてくる。

チカチカするのに申し訳ないですが、これらを縫うのは縫い子さんにお願いします。
4月の10日納期。

先に仕立てをして、縫い子さんに発注し、自分が縫うのは後回し。
ぎりぎり裁断、ぎりぎりチクチク。

今縫ってるのが仕上がると、また裁断して縫って、裁断して縫って、裁断して縫って…
4月10日までに、今のを併せて4丁縫う。

いつも、いろんなことがうまい具合に出来てしまう。
こんなにいっぱい大丈夫?って思うけど、いつも振り返れば出来ている。

不思議な力が注がれて、助けてもらって、困らない。

もちろん、いろんなことにつまずいて、ぶつかって、痛い思いもしんどいことも、それはそれで結構あるんですけど(笑)、
でもでもでも。
うまく出来てるなぁ~って、いつも感心するけど、ほんとに絶妙なタイミングでステキなことが起こって、うま~く流れてく。

感謝、感謝の日々です。








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